農業と食とアートを軸にしたサステナブル ファーム&パーク

KURKKU FIELDS 2019年秋オープン


RiCE.pressRiCE.press  / Jul 12, 2019

人と自然が調和する農場

近頃よく耳にする「サステナブル」という単語をご存知だろうか。
本来の意味は「維持できる」という意味を持つ言葉であるが、近年では「地球環境の持続を可能にする発展」のような意味として用いられることが多く、また同時にそのような活動も広まりつつある。

そして、今秋オープン予定の[KURKKU FIELDS](クルックフィールズ)も、未来に向けての自然や食材の持続を目的とした取り組みに力を入れた施設となっている。

7月3日に[KURKKU FIELDS]オープンに向けての記者発表会と体験会が行われた。

▲ [KURKKU FIELDS]で提供されるメニューの試食会は大盛況だった。

[KURKKU FIELDS]とは、「農業」「食」「アート」の3つのコンテンツを軸にこれからの人や社会の豊かさを提案するファーム&パークのこと。場所は木更津市に位置しており、東京からの距離は1時間ほど。

▲ 30ヘクタールもの自然が溢れる土地の中で、収穫体験やワークショップなどが楽しめるのだという。

広大な敷地内はFARM・EAT・ART・PLAY &STAY・NATURE・ENERGYのカテゴリーから成り立ち、自然から生まれる食材や景色から、人が生み出す美術作品まで充実したコンテンツを提供。

中でも「FARM」では、有機野菜が育てられているオーガニックファームや、希少な水牛などを育てる酪農場、併設のチーズ工場など農業の豊かさを存分に感じられるようになっており、ダイニングやベーカリー、シャルキュトリーなどが用意されている「EAT」エリアで、採れたての食材を使ったピザやサラダなどが味わえるようになっている。

▲ 「EAT」のシャルキュトリー内で提供される予定の猪のビアブルスト、爽やか豚のロースハム、耕す鶏のアスピックの3種。

▲ 施設内で平飼いされた鶏の卵を使ったシフォンケーキ。毎日卵の状態をチェックして、作っていくのだそう。

代表取締役である小林武史さんは2003年のap bankの設立から環境プロジェクトへの融資を始め、持続可能な社会への取り組みを積極的に行ってきた。今回の[KURKKU FIELDS]はこれまでの活動の集大成プロジェクトとなっている。

▲ 左から環境省の中井徳太郎さん、代表の小林武史さん、住友林業の高橋郁郎さん、木更津市長の渡辺芳邦さん

「今のタイミングでこのようなファーム&パークをみなさんに発表できることを嬉しく思います。[KURKKU FIELDS]によって新たな自然をベースにした循環を提案していきたい」と小林代表は締めくくった。

第一期オープンが10月5日(土)を予定しており、8月3日(土)〜9月29日(日)にはオープンに先駆けた体験ツアー(※要予約)を予定している。

今までにない自然や動物の命を感じられるファーム&パークである [KURKKU FIELDS]の今後に注目していきたい。

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