10月29日~11月1日にかけて渋谷区丸山町[Sta.]にて展示予定
落花生染めの作品たちが、Hyleから到着です
素材の可能性を探究するプロジェクトユニットであるHyle(ヒュレー)が、10月29日~11月1日にかけて、ピーナッツ染めの研究過程と作品を、渋谷・円山町にあるレストラン[Sta.] のギャラリースペースにて展示予定です。エプロンや手袋などをはじめ、ピーナッツ工場を表現するような作品制作、またピーナッツ染めならではの風合いを活かした展示構成となるそう。
日常にあるコーヒーやお茶、ワインといった飲料を、素材そのものと捉え染色を施すことでプロダクトの可能性を追求している彼らが、今回見出した素材は「落花生」。その素材の提供は、スケートボードやBMX好きの仲間3人が手がける、九十九里のピーナッツバター専門店[HAPPY NUTS DAY]からだといいます。ピーナッツバターの製造過程で廃材になるという殻と渋皮に着目し、それぞれを染料として抽出、色味の研究を重ね、今回の展示に見られるような美しい作品が完成しました。
展示期間には、HAPPY NUTS DAYからは新商品の無糖ピーナッツバターを限定販売。また会場となる[Sta.]からもHAPPY NUTS DAYのピーナッツバターを使った一品料理の販売することが決まっています。パンに塗ったりするだけに限らない、料理における汎用性という意味でも、落花生という素材そのもののポテンシャルの高さを感じることができる機会になるはず。
10月31日(土)、11月1日(日)には、フローリストの木野園子さん (qui no)とHyleのコラボによる、ピーナッツ染めの布にドライフラワーを添えたキャンバスとピーナッツ染めのリボンを備えたスワッグも展示販売。寒さが厳しさを増す今日この頃ですが、手触り感のあるあたたかな染め物の表情は、私たちをほっこりとした気持ちにしてくれるはず。こちらはギフトにも最適ですね。
京都で開催されていた国際的な写真展、「KYOTOGRAPHIE」における『瀧本幹也展』ではコーヒー染めの幕を制作するなど、各所のクリエイターからも支持を集めているHyle。都内の人気レストランやバーの店内を、さりげなく飾るアートピースとして目にする機会も増えてきました。アップサイクルの文脈からも要注目、洗練された感覚でプロダクトを作りつづける彼らの活動から、今後も目が離せません。
Hyle × HAPPY NUTS DAY × Sta.
– Exploring materiality of peanuts – 落花生という素材についての探究会場 : Sta.
住所 :〒150-0044 東京都渋谷区円山町11-7
会期 :2020年10月29日(木)~11月1日(日)
時間 :11:00~19:00 10/29のみ14:00-19:00 (*諸般の状況により観覧条件が変更となる場合あり。Hyleのインスタグラムにて詳細更新いたします)
協力 : Local Factory
販売 :無糖ピーナッツバター 1,566円(税込) / ピーナッツを染めたリボンのスワッグ 3500円(税込) / ピーナッツ染めキャンバス 限定6点(受注製作) 10000円(税込) / その他、作品販売あり
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