RiCEの裏表紙、ずっとお茶の写真……？

始まりは2年前の夏。

8月26日発売のRiCE No.14 SUMMER 2020「特集 お茶の時間 Art of Tea」に、写真家・佐内正史氏が撮り下ろした“日常の風景”が掲載されました。

裏表紙に加えて、表紙をめくった最初の見開き、そしてエディターズノートの隣となるP4の計3枚の写真はすべて佐内氏によるもの。以来、佐内氏による日常風景の写真はRiCE各号の“殿しんがり”を務めてくれています。

そこに写っているのは、ご存知「お〜いお茶」です。
国民的緑茶飲料、いやギネスワールドレコーズにも認定される販売数を誇り、世界的な緑茶飲料と呼んでも過言ではありません。

感染症拡大で混沌とした世情ということもあり、日常の風景が一人ひとりにとって心のオアシスのようにすら感じられたタイミング。日常に寄り添い、潤いと癒しを与えてくれる存在は……。

そんな思いと縁が合致して生まれた、佐内氏、株式会社伊藤園、RiCEによる共同企画が、「お〜いお茶のある風景」でした。

大量のお弁当の隣で袋に詰められた「お〜いお茶」。
水をはったタライで冷やされている「お〜いお茶」。
スーツケースを傍に黄昏る男性と「お〜いお茶」。
黄色のスカイラインから新緑の茶畑を望む「お〜いお茶」。

季節、場所、人……さまざまなシチュエーションにそのお茶があること。
佐内氏ならではの視点で納められた写真の数々は、見る人それぞれの感情を湧き立てます。

RiCEがリニューアルを敢行した No.21 MARCH 2022「特集 あなたのラーメン」では、道路脇で「お〜いお茶」を掲げるスーツ姿の男性の写真に「そうなった」という一言が添えられました。リニューアルを意識してなのかどうなのか……編集部としてもハッとさせられる一枚でした。

連載企画の写真がTシャツに

佐内氏とスタイリストの伊賀大介氏、そしてTシャツブランド「TANGTANG」の丹野真人氏による「GASATANG」シリーズから、なんと「お〜いお茶のある風景」Tシャツがリリースされました。

実は関係者向けに昨年生産されていたこのTシャツが、いよいよ限定解除、一般販売解禁されたというのです。

フロントの写真は、埼玉県狭山の茶農家［奥富園］での今年の新茶づくりの一コマ。「GREENMIND88.YaYa」という、八十八夜を感じさせるコピーが添えられています。

販売は伊藤園が運営する日本茶カルチャーメディア「CHAGOCORO」にて。
絶妙なコラボTシャツをぜひ身にまとってみてください。

某テニスコートでのオフショット

GASATANG × ITO EN(Oi Ocha) Tシャツ
「GASATANG / GREENMIND88.YaYa」¥7,150 incl. tax
販売サイト：https://www.chagocoro.jp/shop/1348tml