オーストリアでワイン修行中 4

中欧のワインが集まるKarakterreへ


Kaita OtsuKaita Otsu  / Nov 13, 2024

オーストリアを中心としたチェコ、スロバキアなどの中央ヨーロッパのワインが集まるワインのイベント「Karakterre(カラクテール)」にも行きました。日本で初開催された「RAW WINE」のようなイベントです。

初日はイタリアの生産者が多く来ていて、2日目はドイツの生産者がたくさんいました。11月にはニューヨークでも開催されるようです。日本のインポーターや個人で飲食店をやっている人も多く来ていました。

東京で僕が働いていたワインショップでイベントをやっていた「Carussin(カルシン)」のマッテオにも会えました。実はマッテオとは縁あって[アヒルストア]でサシ飲みをした仲。すごい思い出深いできごとだったので、再会できてすごくうれしかったです。「KABUKI」というワインなど日本でまだ発売されていないワインも試飲できました。

ベンツェビルトック(ハンガリー)

僕は鎌倉に住んでいたのですが、鎌倉のナチュラルワイン好きの中では、「Bencze Birtok(ベンツェ・ビルトック)」や「SZOLO(ソロ)」、「Dobrá Vinice(ドブラヴィニツェ)」などハンガリーやチェコのワインが人気でした。「Karakterre」でもいろいろなハンガリーやチェコのワインが出ていたのでいろいろ試飲したり、生産者と話をしてきました。

ミランネスタレッツ(チェコ)

スジョロ(ハンガリー)

ハンガリーやチェコのワインは、日本でファンが増えているけど、フランスやイタリアのワインと違い、まだまだほとんどの人が生産者に会ったことがなさそう。そういう意味でも中央ヨーロッパの生産者に沢山会えたのは今の時点ではすごく貴重な経験だったと自分では捉えています。

チェコのナチュラルワインシーンを築きあげてきた「Richard Stavek(リチャード・スタベック)」、「Jaroslav Osicka(ヤロスラブ・オセチカ)」、「Dobrá Vinice (ドブラヴィニツェ)」などのワイナリーには実際に訪問できました。(ワイナリー訪問記はまた別の機会に…!)

彼らとは「Karakterre」以外のイベントでも会う機会が多く、友達感覚でコミュケーションを取れるようになったことは酒屋・注ぎ手としては大きな自信となりました。

自分の目で見たリアルな情報を伝えられるので、サービスする姿勢が変わる気がします。会ったことがある生産者やそのつながりで知る生産者のワインだけを扱うワインショップができたらいいなと考えています。

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