10/6(土)下北沢B&Bで開催
RiCE No.8刊行記念トークイベントレポート
希少なクラフトビールを楽しみながらのトークイベント
10/6(土)東京・下北沢のB&Bにて、本誌No.8「クラフトビールの力~Force of Craft Beer」の刊行記念トークイベントが行われた。
▲ ビールを片手に進められたトークイベント。途中でおかわりも。
ゲストはクラフトビール専門マガジン『TRANSPORTER』の発行人である田嶋伸浩さん、先日MBCT’18を開催した[Mikkeller Tokyo]のオーナーであるハミルトン・チェース・シールズさんを迎え、本誌編集長・稲田とともにクラフトビールがいかにしてカルチャーと昇華していったのかがじっくりと語られた2時間となった。
会場には多くのビールファンが集まり、すでに[Mikkeller Tokyo]へ足を運んでいるのはもちろん、MBCT’18にも参加されていたという方も。
▲ それぞれに個性があるビールを存分に味わった
今回特別に振る舞われたクラフトビールは3種類。蜂蜜、いちご、生姜が入った生ビールと、[サンシャインジュース]とのコラボレーションでジャバラジュースを使用して作られた缶ビール。ボトルのWRECK ALEは、なんと1961年の難破船から発掘された酵母とレシピを再現し作られたビールなのだそう。日本ではなかなか飲むことのできない希少なクラフトビールを、おかわりをしつつ楽しむ人たちが多く見受けられた。
トークイベントでは、田嶋さんが『TRANSPORTER』を発行するに至った経緯や、ハミルトンさんがミッケラーに入ったきっかけの話から、日本や海外でのクラフトビール市場の盛り上がりについてが語られた。
▲ 『TRANSPORTER』発行人 田嶋伸浩さん
「2、3年後には日本でも”こだわりのある人”を筆頭にクラフトビールは広がっていくと思います」と話した田嶋さん。これからは、クラフトビールの味の豊かさや種類の豊富さに惹かれていく人がどんどん増えていくだろうとのこと。
▲ [Mikkeller Tokyo]オーナー ハミルトン・チェース・シールズさん
また、9/23・24に行われたMBCT’18の裏話も数々飛び出した。日本での開催は会場決めや、台風などの天候に不安を抱えていたりなど、苦労も多々あったそうだが、「東京の人たちに世界のビアメーカーの人々と交流する機会を作り、また、世界のビアメーカーの人たちには東京の文化を感じてもらえるようなイベントにしたかった」と話したハミルトンさん。「MBCTは来年もまた開催したい」の一言に参加者も期待を膨らませた。
- TAGS