深化するブレンデッドウイスキーの世界
「オールドパー 18年」新登場
ブレンダーがこだわり抜いた、至極の一杯
ウイスキー好きの世界では、様々な個性を持つシングルモルトもいいが、一流のブレンダーによってブレンドされたブレンデッドウイスキーもまた違った魅力を持っているという。
ブレンデッドウイスキー「オールドパー」は、明治時代に日本に紹介され、長い時の中で多くの政治家や文人に愛されてきた。この秋に新たなブレンドで生まれ変わる「オールドパー 18年」の新発売と、「オールドパー シルバー」と「オールドパー 12年」のパッケージデザインのリニューアルを伝える「オープンハウステイスティング」が広尾のインテリアショップ「アルフレックス東京」で行われた。
会場内には、3種類のウイスキーを試飲できるのはもちろん、昭和8年創業の正統薩摩料理の割烹[山映]三代目女将新村友季子さんによる、それぞれのウイスキーのテイストに合わせるのはもちろん、ハイボール、ロック、水割り、ストレートという飲み方も意識したフードペアリングが用意されていた。
イギリス史上最長寿の152歳まで生きたと言われる伝説の「トーマス・パー」に付けられた愛称を由来とした名前を持ち、長い時を経て培われてきた「オールドパー」。11月1日発売の「オールドパー 18年」については、マスターブレンダーのクレイグ・ワレス自身が、「オールドパー史上最高のバランスを実現した」と語っているという。試飲コーナーでストレートで口に含んでみると、芳香なバニラと甘いモルトのアロマが絡み合い、バランスの良い滑らかな舌触りを感じることができた。
「オールドパー シルバー」は、果実味と爽やかさでハイボールにぴったり。奥行きのある香りと長い余韻で、ロックや水割りがオススメの「オールドパー 12年」、そして厳選した原酒のブレンドから生まれる芳醇なテイストが魅力の「オールドパー 18年」。それぞれが長い歴史に育まれてきた「オールドパー」の遺伝子を受け継ぎながら、常に変化し続けている。そんなブランドの意志を強く感じたイベントだった。
オールドパー公式サイト : https://oldparr.jp
Photography by Motoya Sahara
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