一期一食
015. throwback stay home Camp ver.
少しずつ外出が増えてきた時期だった。密かに人のいないところに出かけていたりもしていた。それがキャンプだった。特にサウナー仲間は、サウナ施設にも行けなかったから、テントサウナで楽しんでいる人も結構いたみたい。僕はやることも多かったし、ビビリなので行かなかった。そういう人のほうが多かったはず。その中で、オンラインサウナバザールというオンラインのサウナイベントが開かれた。
いいサウナーはみんなきちんとルールを守り通していた。サウナに行けない辛さをみんな各々の工夫で我慢していた。それを確認できる場だった。いつも話せないサウナ業界の人とも話せたり、裏側の苦労を知ったり。サウナ施設って普段休めないので、この期間を長期休暇と捉えてアップデートされた施設も多かったです。経営者ってすごいなって思ったよ。
本当に素晴らしい会でした! ガースー、ありがとうね。
と言いつつ、僕もソトには少しだけでかけた。若いときからの仲間とキャンプに行ったりしていました。いい大人になってハマるとガッツリ楽しめるもののひとつがキャンプだと思う。これも、シリーズ化しても面白いかもと思っています。今日はキャ飯を紹介。
いきなりパスタです 笑。キャンプと言うよりもうグランピングに近いかな? 今回料理をしてくれた友人もかなり準備してくれたみたいで、本当に嬉しかった。テントもおろしたてのおニューものとかをみんなで試し張りしたり。みんな仕事のスケールも知名度も上がって、素の自分が出せる数少ない場みたい。そういう場所のありがたさをこの年になると感じるなんてね。
夕飯は、焚き火を囲みながらみんなでお酒を飲んでました。とりあえずすぐに火をつけちゃうよね。焚き火はずっと見てられる。ボーッとしながら少し濃いお酒を少しずつ飲む。いや、このメンツだからたくさん飲んでたな。
低温調理した豚肉をローストしたり、お酒も量も質もよくなってたね。成長を感じました 笑。
本当に若造のときからの友達だから、そういうのを日々確認できるのもありがたくって。
スキレットでアヒージョ作ったり。どんだけ飲んだんだろう。そういう飲み方するのも久々だし、大声で笑ったり、あのときはその瞬間瞬間が貴重だ。
今回のキャンプは1泊だったんだけど、キャンプは2泊するのが個人的には好き。極力デジタルデバイスも触らないで、自然と遊ぶ。アーシングするのがとても大事。普段、情報にまみれて、常に仕事の緊張感からフルで抜けるのって難しいからこういうときは思いっきりそうするに限るのです。このキャンプをきっかけに僕のキャンプ熱が再燃して、それがきっかけでまたたくさんの素敵な人達に会うなんてこの頃はまだ思いもしなかったんだよな。そうやって自分の世界が緩やかに広がっていくことがとても好きだ。
最後にその時の筆者近影。いつもお読みいただき、ありがとうございます。マイペースに続けてまいります。
- Bassist
濱田 織人 / Orito Hamada
ベーシスト、音楽プロデューサー、クリエイティブディレクター、NPO法人SOMA副代表理事、アトリエリスタ、茶道家。芸術修士(MFA)。スタジオミュージシャンとして演奏活動しながら、作編曲、作詞、プロデュースと幅広く活動。2017年クリエーティブブティック創業後、活動範囲を音楽以外にも拡大し、芸術教育などにも力を入れ始め、NPO運営にも携わる。日本唯一のベースの専門誌ベース・マガジンにて連載経験あり。プライベートでは、裏千家茶道家として初音庵主宰。密かに楽しんでいたサウナの魅力をゆるやかに発信中。サウナ・スパプロフェッショナル。 https://www.instagram.com/oritosroom/
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