エディターズノート

「RiCE」第17号「ハンバーガー」特集に寄せて


Hiroshi InadaHiroshi Inada  / Jan 26, 2021

2021最初RiCE17は、ハンバーガーの特集です。パンの特集も、サンドイッチの特集もやってきましたが、ハンバーガーは初。本来バンズ(パン)でパティ(ハンバーグ)をんだサンドイッチの一種とはうのですが、本家かにぐほどの人気ぶりです。マクドナルドを筆頭にバーガーチェーンの膨大ですし、日々世界中べられているハンバーガーの生産量はおそらくとんでもないにのぼるでしょう。ここまで世界的にメジャーかつポピュラリティーのいフードはにないのでは?

アメリカの文化そのものとえるハンバーガーは、ソウルフードでもあります。 じくアメリカでまれたコーラとぶポップカルチャーのアイコンであり、もはやフードの範囲えたライフスタイルの一部えるのではないでしょうか。まさにキング・オブ・ポップならぬキング・オブ・フード。

では日本での受容のされはどうでしょう。マクドナルドが日本上陸したのが 1971今年50周年えます。この半世紀、ハンバーガーは日本中で愛され、これ以上ないほど身近存在にまでなってきました。くてい、ファストフードの筆頭庶民味方。ワンコインで何時間いようとひとつされないらぎの場所として、日本人にとってのかせないインフラともなっています。

また一方、ファストフードとは文脈で、グルメバーガーの系譜があり昨今人気しています。バーガー1値段1,000円以上という価格帯ですが、ハンドチョップした挽肉るパティはもちろん、バンズもパンさんに特注したものを仕入れるなど、細部にまでりまくったバーガーも存在します。ここまで繊細わいのハンバーガーはおそらくアメリカ本国にも見当たらないのでは?というもあるほど。

またそうしたグルメバーガーは魅力にビルドされたスタイルのかに写真映えしますし、シェアしたくなる気持ちもわかります。昨夏放送された深夜ドラマ『女子グルメバーガー』の影響もあるのか、人気のグルメバーガー行列には「バーガー女子」もく、ハンバーガー=オトコ飯的なニュアンスは急速らいでいるのかもしれません。

そうした昨今のハンバーガーをめぐる状況は、もちろんコロナにあってテイクアウトやデリバリーの需要まっていることも後押ししていることでしょう。さらにマクドナルドまでが植物由来代替肉バーガーを今年より販売すると発表したことも話題きました(日本での発売未定)。さらに培養肉でハンバーガーをるフードテックのきも加速しており、環境問題むいろいろな課題解決においてもひとつの世界的指標となっているようです。ハンバーガーが未来る。まさにそういきってしまってもいいのでは。

まだ見通せない時代きますが、ハンバーガーを気軽べながらこのんで、しでも未来るくできるきっかけになればいです。

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