一期一食
#43 七輪越しの笑顔に、泣けてきた大阪の夜
今年の数少ない夏フェスの出演で大阪に来ています。RUSHBALLというフェスに出演するために前入りしました。このRUSHBALLというフェスは、昨年ほぼ唯一開催されたフェスといってもいいフェスで、コロナ対策で出来ることを徹底的に積み重ねたことで実現されたフェスでした。日本の野外フェスの火が消えなかったのはこのフェスのおかげなのかもしれないです。業界の端っこにいる人間として、本当に感謝の気持ちがいくらあっても足らないと思います。SPiCYSOLもいつも大変お世話になっているGREENSというチームです。心の底からからありがたいし、弾き手としても気持ちやっぱり入るよね。
緊急事態宣言やマンボウやらで、日々いろんな事が起きて僕たちはもうお店の状況や何時までとかわからなくなってるよね。一番厳しい状況で、なんとなく覚えておけばOKみたいになっちゃってる気がしてる。それが楽だから。でもそれだと、お店に行く足が遠退いてしまう。困ったもんだ。この日も前入りだし、夜ご飯どうするかねぇ?とか、メンバーと話しながら、ちょっと早く着いたから早めに行けば入れるかな?とか、言いながら知り合いのコーヒー屋さんや洋服屋さんにご挨拶しながら考えていた。そうしたら、話の流れで知り合いの身内の焼肉屋さんに行くことが出来て、たまたま空いていたんだ、ありがたい。そこが今日の一期一食です。心斎橋にある[炭火焼肉・ホルモンじゃん]です。
まず、炭火の七輪を囲んだ時点でなんか、泣いた。あたりまえの光景ではあるんだけどあまりにお久しぶり過ぎてさ。
この風景、久々過ぎる。心で泣いて、美味しく焼いていただきました。
仲間とご飯食べてて、あんまり写真撮る余裕もないくらい嬉しかった。
どんどん色々焼いていただきました。色々食べられて嬉しかった。
最後は、締めのカレーまで。そういえばなんだけど、焼肉屋さんのカレーってなんで美味しいんだろうね。(あれ、これ前にも似たこと書いたな、そういえば)
関わっている人の一人でも陽性になると現場が飛ぶ昨今、基本外には出かけなくなる。変異株になってから少しずつ身の回りでも気をつけている人でもそうなりつつあるから、余計怖くなる。絶対にかかっちゃいけない。だから、安心できる人のお店はすごくありがたい場所だ。絶対なんてないのはわかってる。でも、窮屈すぎるのも辛い。その中でどう気を抜くかも大事な要素でもあると思う。余計なストレス溜めずに、一つ一つ積み重ねていきたいよ。
アルバムのレコ発ツアーも楽しみだな。
炭火焼肉・ホルモンじゃん
大阪府大阪市中央区東心斎橋1丁目15−22 第一KSビル 2F
https://www.yakiniku-jan.net
- Bassist
濱田 織人 / Orito Hamada
ベーシスト、音楽プロデューサー、クリエイティブディレクター、NPO法人SOMA副代表理事、アトリエリスタ、茶道家。芸術修士(MFA)。スタジオミュージシャンとして演奏活動しながら、作編曲、作詞、プロデュースと幅広く活動。2017年クリエーティブブティック創業後、活動範囲を音楽以外にも拡大し、芸術教育などにも力を入れ始め、NPO運営にも携わる。日本唯一のベースの専門誌ベース・マガジンにて連載経験あり。プライベートでは、裏千家茶道家として初音庵主宰。密かに楽しんでいたサウナの魅力をゆるやかに発信中。サウナ・スパプロフェッショナル。 https://www.instagram.com/oritosroom/