一汁一菜の提案書
『ウー・ウェンさんちの 汁ものとおかず』10月12日発売
発売中のRiCE第19号「餃子」特集では、中国料理界のレジェンドであるウー・ウェンさんに、手づくり餃子の極意を徹底レクチャーしていただきました。
「鶏肉と香味野菜の餃子」「牛肉とトウモロコシの餃子」2種類の水餃子、いかがだったでしょうか。具材のアレンジ次第で年中季節感を楽しむことが出来るので、皮から手作りする方法、マスターすることをオススメします!
そして、もっとウー・ウェンのレシピを知りたいと思った方に朗報です。「汁もの」を軸にしたレシピ本『ウー・ウェンさんちの 汁ものとおかず』が10月12日から発売されます。
和食で汁ものといえば、昆布や鰹節、いりこなどのだしをベースに作られますよね?
しかし、ウー・ウェンさんが提案する「汁もの」は、だしいらず。素材から出る旨みがだし代わりになります。ウー・ウェンさんのレシピは、シンプルな調味にシンプルな調理方法。それが叶うのは、素材の美味しさを引き出す方法を知っているからこそ。
子どもたちが社会人となったことや、自身の年齢や体調の変化など、日々の食卓が少しずつ変わっていった自身の経験から、このレシピ本が誕生しました。ウー・ウェンさんがたどり着いた、「一汁一菜」の現在形と言えます。
「今ある季節のものを、体に必要な分だけ食べる。シンプルな汁ものとおかずがあれば、もう十分なのです」という考えのもと、春夏秋冬ごとに汁ものとおかずのレシピを紹介していきます。
穀物や果物など、さまざまな食材に恵まれる秋。そんな豊かな食材に囲まれながら、作る人の心も、体も労る汁ものを作ってみてはいかがでしょう。疲れた体にホッと染み渡り、やさしい気持ちになれるはずです。
『ウー・ウェンさんちの 汁ものとおかず』
著者 :ウー・ウェン
発売日:2021年10月12日
定価 :1,815円(税込)