一期一食
#58「定点観測2022」
今年もこの季節が来ました。毎年恒例のNARISAWAさんにてご飯をいただきました。その直前に素晴らしい取り組みもあったのでまずはそのことから。
#onigiriforukrine
と称して、NARISAWAさんとWAGYUMAFIAのコラボドネーションイベントがあったので行きました。
学校で、歴史や戦争の勉強は人並みにはしてきたつもりだった。広島や沖縄に行ってその脅威についても話を聞いたこともある。海外でもそういうところに行って、いろんなところを見にまわったこともある。
でも、本当に戦争が起こったら?の問いに関しては、僕はあまりに無力だとも感じた数ヶ月だったと思う。ここ数年のイデオロギーのシフトに戸惑いながら、なんとか生き延びている最中、こう言う問いをまた全世界を囲んでいるこの事実。いろんな変革が急激に起き、壮絶な問いの答えを探すマウンティングに負けずに、今この瞬間どうしていくのかを積み重ねることを僕は大事にしたい。
何を選択して生きていこう。
人生の運転手は、自分であり、どこに進むかも止まるかも自分。
ここ最近「わかる」「できる」「やる」の違いを改めて痛感させられることがとにかく多くなった。何もやらないと何かやるでは、大きく意味が違う。動ける人でありたいなと常に思っているが、なかなか難しい。動けても様々な理由で動けない人も多いし、そう言う社会ってなんやなんと思いつつも、僕も仕事柄という言い訳をして動いていない人の1人だと思う。その中でも僕の敬愛する人たちのアクションがあれば、喜んで巻き込まれにいくようにしている。
潔い佇まいのおむすびが2個。
中身の説明はこちら。
とても美味しくいただきました。大したことはできないけど、何かをしないよりは変化が起きるはず。そうやって信じて常に何かをやるしかないよね。
改めて、お店での話を。早速今年の料理とお酒の写真を。毎年恒例のお皿もあれば新しいものもあったり。本当は季節毎に行く方が色々楽しめるのはわかっているけど、どうしてもね。
今年も圧巻のコースでした。全身大満足。今年も壮大なメッセージを受け取って1年のモチベーションにします。
実は、大学院のこと、すごくたくさんの方から反応をいただいて、正直驚いています。やっぱり意外だったのかな?笑。そりゃ、そうか。
別にベーシストとして急激に成長したわけではないです。練習し続けないと何も変わりません、当然。一つあるとすれば、アーティスト(≒ブランド)を一緒に創る立場としては、様々なことが深まったと思っています。きちんと支える立場としての思考や実践が深まったことは間違いないです。
現場だけでなく、学びに集中することの大切さを痛感した2年でした。この仕事を続けたいと最近強く思うので、いいタイミングで学ぶ場に出会えたなと思っています。機会があればそのことを書いてもいいかもですね。
今年は、この2年に比べて自分の時間が結構出来そうなので、いろんなことを思いっきり挑戦するつもりです。是非お誘いお待ちしています!!!!
ありがとうございました。
また、来年。
- Bassist
濱田 織人 / Orito Hamada
ベーシスト、音楽プロデューサー、クリエイティブディレクター、NPO法人SOMA副代表理事、アトリエリスタ、茶道家。芸術修士(MFA)。スタジオミュージシャンとして演奏活動しながら、作編曲、作詞、プロデュースと幅広く活動。2017年クリエーティブブティック創業後、活動範囲を音楽以外にも拡大し、芸術教育などにも力を入れ始め、NPO運営にも携わる。日本唯一のベースの専門誌ベース・マガジンにて連載経験あり。プライベートでは、裏千家茶道家として初音庵主宰。密かに楽しんでいたサウナの魅力をゆるやかに発信中。サウナ・スパプロフェッショナル。 https://www.instagram.com/oritosroom/
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