もう月末! 2023年も美味しいお酒を飲みに行きたい!
小料理と蒸留酒[かまびす](深川/門前仲町)
「寒くなってきたので、ジンのお湯割りがおすすめなんです」
昨年末、[かまびす]に取材に伺った際、女将のもみさんが「とりあえず一杯」と言わんばかりにそうおすすめを出してくれた。寒波が列島を騒がせる中、あのほっこりあたたかくて華やかな香りのお酒がまた飲みたくなっている。
[かまびす]は、虎ノ門蒸留所の蒸留家・一場鉄平さんが2022年3月にオープンした小料理居酒屋。クラフトジンだけでなく焼酎、日本酒、ビール、ワイン、クラフトサケと、美味しいお酒はなんでもござれだ(中には一場さんの秘蔵っ子もあるから、要Ask!)。
カウンター内では、もみさんが料理に腕を振るう。「お店の裏テーマは発酵。健康で文化的な料理とお酒を楽しめる場所になれば」。ヴィーガンレストランでの経験を持ち、食材から味を引き出すことに長けている。お酒が進む料理の秘密は、もみさん自身お酒好きでそのツボがわかっているからだと笑う。
カウンターのみの小さなお店だけれど、身も心も温かくしてくれる。
[かまびす]で、今年も美味しいお酒が飲みたい。
かまびす
東京都江東区深川1-8-12
17:00〜22:00
日月定休
070-8957-5794
Instagram @kamabisusii
RiCE January 2023|No.26「特集 日本の自由なサケ」では、サケカルチャーの今を知るためのお店を紹介しています。合わせてご覧ください。
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Photo by Yuri Nanasaki
Text by Yoshiki Tatezaki