守りたいのは、伝統とこれからの暮らし
日本の紙の器「asanoha®」がある食卓
料理にこだわるならなおのこと、その料理を何に盛るかは大事にしたいこと。屋外やイベントごとなどガラスや陶器が使うづらいシチュエーションでは、しっかりとした品質で、しかも環境にも負担をかけない選択肢はとても貴重だ。
そこで重宝できそうな、新しい“紙の器”ブランドが誕生した。
asanoha® 菱鉢(120枚入り¥6,600 税込)・ 菱鉢台座 大(¥8,800 税込)
日本を感じる紙の器「asanoha®」は、麻の葉模様がモチーフのシャープなデザイン。 専用の型を用いてパルプを漉き上げてつくるため、継ぎ目のない仕上がりで耐油耐水性も実現した優れもの。
日本のプロダクトデザイナーによる最新のデジタル技術を駆使することで、表面には手漉き和紙のような凹凸感を再現している。
Photo courtesy of TANIHATA
“守り、伝え、残したい”麻栽培の伝統
洗練された和のデザインが魅力のasanoha®だが、実は伝統継承の側面でも高く評価されている。
日本では縄文時代から麻栽培が行われ、日本独自の文化を築いてきた。しかし、近年は化学繊維の増加による需要の減少、さらには栽培者の高齢化によって、作付面積は減少しその継承が危ぶまれている。
asanoha®の原料である麻
そんな状況を少しでも打開すべく、asanoha®では、栃木県鹿沼市(旧粟野町)で400年の歴史を持つ麻農家[野州麻紙工房]の麻オガラを使用(麻パルプ配合率20%~30%程度)。工房の「受け継がれてきた技術と知恵を守り、伝え、そして残したい」という思いに共鳴し、商品を通して日本の麻農家を応援したい考えだ。
直径24センチの六角大皿(50枚入り、¥8,250 税込)
9月上旬には六角桧コースター(5枚セット、¥2,200 税込)の発売も予定されている
未来の暮らしのために、今できること
さらに環境配慮のためのリサイクル活動においても先進的だ。ホテルやイベント会場で使用された器を回収し、トイレットペーパーなどの原料とする取り組みを始めたほか、食物残渣と一緒に堆肥化させ肥料にしたり、炭化させ土壌改良剤や燃料に活用したりするための検証も行なっているという。
日本古来の精神と現代の技術を兼ね備えた器、asanoha®。
料理に少しこだわったイベントでは、伝統にも未来にもつながる紙の器を選んでみては。
asanoha®
WEB asanoha-hemp.jp
IG @asanoha_hemp
- TAGS