総勢500名が体験したタコスのリアル!

タコス特集発売記念RiCE×TACOSイベントを徹底レポート


RiCE.pressRiCE.press  / May 14, 2024

 46日に満を持して発売となった『RiCE』タコス特集。発売日当日には、RiCE編集部の入居するJINNAN HOUSE地下でタコスイベントを開催した。

現在進行形で「タコスのリアル」を作っている錚々たる面々が集結。今ここでしか食べられないタコスを求め、そしてタコスのリアルを感じに多くのお客さんが集まったこのイベントをレポートする。

乾杯はいいちこスーパーで

12時のオープンを前に、会場地下へと降りる階段には人が列をなすほどに。オープンと同時に、みなさんお目当てのタコスへの期待に目を輝かせているご様子だ。

受付ではウェルカムドリンクとして「いいちこスーパー」のトニックソーダ割を提供した。スタイリッシュなボトルに「お!?」と興味をそそられる人多数。さらに飲んで「おお!?」とおいしさに驚く人が続出した。

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じっくりと貯蔵熟成した原酒を使った「いいちこスーパー」は、香り高く、味わい深く、タコスのパンチにも負けない。トニックソーダで割ることで爽快感をプラスし、タコスにフレッシュな食べ心地をもたらしてくれると好評だった。

モダンタコスの第一人者マルコと大のタコス好き紺野真の奇跡のコラボ

会場中央のキッチンカウンターには、本誌特集でも活躍してくれた[LOS TACOS AZULES]のマルコ・ガルシアさん(@marco.garushia)と[orby]の紺野真シェフ(@cafe_uguisu)の1日限りのスペシャルコラボタコスのブースが。“モダンタコス”のムーブメントを牽引するマルコさんと、東京のフードカルチャーを牽引してきた紺野さんのコラボレーションということで注目度抜群。

「LAに住んでいた頃からタコスはよく食べていて、大好き。マルコのタコスが世界一だと思うけどね」と語る紺野さん。もともとお互いのお店を訪れ合い、親交があったのだそう。2人のボスを中心としたチームワークで、次々とタコスが生み出されていった。

皿の左奥から時計回りに「タコ・デ・モロンガ」、「カルニータス」、「タコ・デ・カベサ」

今回スペシャルコラボとして登場したのは、豚の頭のタコス「タコ・デ・カベサ」と豚の血のソーセージ「タコ・デ・モロンガ」。「タコ・デ・カベサ」はメキシコでも珍しく、その独特のゼラチン質の食感やフレーバーがユニークで美味しい、通向けのタコスだという。

マルコさんが[uguisu]を訪れる度に頼むほど大好きという、紺野さんのフロマージュ・ド・テット(フレンチの豚頭の料理)を、マルコがミックスしたメキシコのスパイスでアレンジ。そんな唯一無二のコラボレーションに胸が躍る。

もう一つもまた紺野さんのスペシャリテをアレンジしたもの。フレンチにおける「ブーダン・ノワール」をメキシコ流にした「タコ・デ・モロンガ」だ。王道ではないが、メキシコにも豚の血のソーセージのようなタコスの具材があるとのことで生まれたアイデアだ。

ほかにも[LOS TACOS AZULES]の定番であるカルニータスやトリッパ(豚もつ)なども提供。[uguisu]のマダム、純子さんもタコスに合うナチュラルワインを振る舞ってくれた。

奇跡のコラボタコスに、お客さんも感動の嵐で、「もう1個食べたい…!」「また食べられるかな…」という声が漏れ聞こえてきた。 

[NEW CLASSIC TORTILLA CLUB]がオートクッカーで作るカルニータス

隣のブースでは、「マルコのトルティーヤに感動したのがきっかけでトルティーヤ専門店をはじめた」という片山さん率いる[NEW CLASSIC TORTILLA CLUB@new_classic_tortilla_club)]チームだ。

メキシコから輸入した生のトウモロコシで作るトルティーヤでカルニータスのタコス提供してくれた。朝、製粉したてというトルティーヤは香り豊か。この日はレッドとイエローのトルティーヤを用意してくれた。

Panasonicとのコラボレーションで、「オートクッカー ビストロ」で作ったカルニータスは、ほろほろジューシーでありながら、パリっと焼き付けられた焦げが香ばしさをプラス。これがくせになる味わいなのだ。

炒め、煮込み、煮詰め、蒸し、無水調理、低温調理、保温、圧力調理など1台でさまざまな調理ができるオートクッカー ビストロ。業界最高クラスの圧力*1と火力で、短時間でじっくり煮込むことが可能。オンラインショップはこちら

*1 最大約2気圧。202421日現在。国内家庭用調理鍋市場において。調理時最大圧力。(Panasonic調べ)

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「オートクッカー」を知っているが見たことがない、実際に食べたことがないという方も多いようだったが、「カルニータスも作れるんだ?具材を入れるだけでできるの?」と興味津々のお客さんも多かった。

本誌掲載タコスショップも続々登場

本誌にてタコスレシピを提案してくれた[Hobo Tacos@hobo_tacos)]の星さん。イベントでは、お店のスペシャリテでもある豚タンのタコスを用意してくれた。

大きく食べ応え満点の豚タンは、じっくり煮込まれほろほろに柔らかくジューシー。サルサヴェルデとライムとも相性抜群。

八王子からは[TACOSUAVE@tacosuave_taqueria_abefusai)]のお二人も駆けつけてくれた。

以前は[タケリアアベフサイ]の屋号で活動し、タコスカルチャーの黎明期よりシーンを支えてきた[TACOSUAVE]。カルト的な人気を誇る同店がこの日用意してくれたのは放牧豚のカルニータス、エゾ鹿のバルバッコア。タコスにあうビールも提供してくれた。

他にも[万珍酒店(@mangosteen_hokuto)]提供のテキーラ、メスカルブースも設置。普段あまりテキーラ、メスカルを飲まないというお客さんも編集部員兼テキーラの伝道師(?)舘﨑の説明に耳を傾け、本誌のテキーラページを読み、一杯飲んでみると、すっかりテキーラの虜になっているようだった。

RiCEのアートディレクターである平野暢達さん(@drwng)はDJとして、会場を盛り上げてくれた。

***

総勢500名を超えるお客さんが来場した今回のイベント。お客さんたちからは「タコスうまい!」「タコス熱いねー」「今度、タコス食べに行こうよ!」なんて声も方々であがっていた。関わったお店のみなさん同士もそれぞれのタコスに興味津々で「この具材はなに?」「このトルティーヤいいねえ」なんて情報交換もなされていた。「これからも一緒にタコス盛り上げていきましょう!」なんて熱い約束が交わされていたことも付け加えておこう。

今まさにブームに火がつき、カルチャーになりつつあるタコスのリアルがここにはあった。

最後に当日の美味しい顔を紹介しておきます🌮

Photo by Taro Oota  @taro_oota
Text by Ai Hanazawa
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