SAKE PROJECTが提案する酒蔵の日本酒を自宅でも味わう方法
マイナス5℃で管理された日本酒を酒蔵の想いとともに味わうSHUGOの会
「日本酒好き」のための日本酒専用セラー
6月24日に日本酒と肉料理のお店[nomuno2924]にて、日本酒交流会「SHUGOの会」が行われた。
▲ [nomuno2924]による、日本酒に合う絶品の肉料理が振る舞われた。
今回は、長野県の酒蔵「真澄」の蔵元である宮坂勝彦さんをスペシャルゲストに迎え、宮坂醸造の日本酒と[nomuno2924]の肉料理による極上のペアリングを参加者は楽しんだ。
イベントの途中、宮坂さんと、[nomuno2924]のオーナーである齋野啓太さんによる特別なトークショーも開催。日本酒ができるまでの過程や、日本酒における酵母の大切さ、料理とお酒のペアリングの魅力などそれぞれ熱く語られた。
▲ 「料理と一緒に飲めるような優しい味の日本酒を作りたい」と宮坂さん。
▲ 「日本でももっとペアリングを根付かせたい」と斎藤さん
世界的家電メーカーであるAQUAとメディア運営に強みを持つインクルーシブの共同で展開しているSAKE PROJECTによって開催された今回のSHUGOの会。
このプロジェクトは、日本の伝統産業である日本酒をもっと盛り上げたいという思いから発足され、日本酒醸造と稲作などに関わる産業の支援などが行われる一方で、消費者に向けて日本酒の楽しみ方、蔵元の日本酒作りにかける想いなどを発信する場をもうけ、展開されている。
▲ 宮坂酒造の真澄。落ち着いた香りとバランスのとれた味わいを醸し出すと言われている酵母「七号酵母」から作られているという。
そして、そのSAKE PROJECTの一環でAQUAが発表した「SAKE CABINET」。こちらは自宅でも蔵元と同じように日本酒を管理できる、日本酒好きにはたまらない商品となっている。
▲ 日本酒好きの方々の要望を受けて、縦置きの一升瓶が入れられる大容量サイズになったのだそう。
最大の魅力は、日本酒の搾りたての味わいを保つのに適した温度と言われている-5℃を保ちつつ日本酒を自宅保存ができるという点。この-5℃の温度管理は、著名な蔵元でも行われているのだそう。また、一升瓶を9本、四号瓶なら12本も入るという大容量。見た目もスタイリッシュであるために部屋の空間を邪魔しないデザインとなっている。
ワイン愛好家がワインセラーを持つのが一般的になっている一方で、日本酒好きのための「日本酒セラー」がまだまだ普及されていない昨今。しかし、家で蔵元のように、マイナス5℃で品質管理された、より質の良い日本酒を味わうことで楽しみ方が大きく広がっていくだろう。
「SAKE CABINET」を機会に、自宅で楽しむ日本酒生活を送ってみてはいかがだろうか。
PHOTO : 佐原元也
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